▼放浪記の読者たちの聖地
昭和の文豪、林芙美子先生の旧居を「芙美子記念館」として入場無料で一般に公開されています。館内には直筆原稿や愛用の着物、書斎道具、絵画、そして放浪記に関するポスターなど90点以上が展示されています。
▼林芙美子(1903-1951)福岡県門司区生れ。
1918(大正7)年尾道高女に入学。1922年卒業すると愛人を追って上京。翌年婚約を破棄され、日記をつけることで傷心を慰めたが、これが『放浪記』(ほうろうき)の原形となりました。
手塚緑敏という画学生と結ばれてから生活が安定し、1928(昭和3)年「女人芸術」に「放浪記」の副題を付けた「秋が来たんだ」の連載を開始。1930年『放浪記』が出版されベストセラーとなる。他に「風琴と魚の町」「清貧の書」「牡蠣」『稲妻』『浮雲』等があり、常に女流作家の第一線で活躍しつづけました。
(林芙美子さんのプロフィールは新潮社さんのHPサイトより拝借いました)
芙美子記念館の概要データと地図
名 称:林芙美子記念館
住 所:〒722-0035 広島県尾道市土堂1丁目11
w e b:https://onomichijp.com/
電 話:0848-25-3922
営業時間:開館:金土日祝 13~17時