圓鍔勝三彫刻美術館(えんつばかつぞうちょうこくびじゅつかん) Katsuzo Entsuba Scuipture Museum

圓鍔勝三彫刻美術館Katsuzo Entsuba Scuipture Museum

▼巨匠 圓鍔勝三氏を讃えて

彫刻界の巨匠圓鍔勝三(えんつばかつぞう)氏の作品を保存・展示し、永くその偉業を讃えるとともに、この地から世界へ向けて文化の発信源として、平成5年に開館しました。館内には、圓鍔氏が市に寄贈した作品とコレクション、氏が彫刻家生活を始めた初期の作品から晩年に至るものを展示しています。

圓鍔勝三氏は、広島県御調郡河内村(現・尾道市御調町)出身。河内尋常高等小学校高等科を卒業後、京都の彫刻師・石割秀光の内弟子になり京都市立商工専修学校、関西美術院で彫塑を学びました。

その後日本美術学校彫刻科へ入学。同校在学中の1930年、第11回帝展に「星陽」を出品し初入選。日本美術学校を卒業後、彫刻家の澤田政廣に師事。

戦後、圓鍔の彫刻は高い評価を受けるようになりました。 1950年、多摩美術学校(多摩美術短期大学)教授に就任後は、日展審査委員に就任しました。 1960年、名を勝三(旧名:勝二)に改名。1976年、勲三等瑞宝章受章。 1981年、日展顧問に就任し御調町名誉町民第1号に登録されました。

1982年、文化功労者。1988年、文化勲章を受章。1989年、広島県名誉県民に登録され、自伝「わが人生」を出版されました。

1993年、伊勢神宮に「神馬」を奉納。同年、圓鍔勝三彫刻美術館、圓鍔記念公園が開館。1997年自伝「続・わが人生」を出版。2003年10月31日、鬱血性心不全のため死去。常に新たな表現を模索し、晩年まで作家活動を行い、生涯創作意欲が枯れることはありませんでした。(享年97歳)


圓鍔勝三彫刻美術館の概要データと地図

名 称:圓鍔勝三彫刻美術館

住 所:〒722-0353 広島県尾道市御調町高尾220

電 話: 0848-76-2888

営業時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)

定休日:月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月29日~1月3日)


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