◇ギャラリー都は惜しまれながら閉店しました◇
▼ギャラリー都(みやこ)の概要
店頭に並べられた招き猫のインパクトが強く、商店街を通る人もつい引きよせられてしまいます。民芸品店かな?と勘違いしそうですが、ギャラリー都さんは、貸しギャラリー。彩りの絵手紙やさまざまな企画展が週替わりで開催されています。
店主の気さくで前向きな人柄によって、人が人を呼ぶ感じで、尾道に来たらもう一度寄ってみようという気持ちにさせてくれるお店。奥の土蔵は、店主が手がける絵手紙の講習教室となっています。

▼平成最期の干支亥の張り子
平成31年の干支はイノシシの年。イノシシをモチーフにした「亥の張り子」を期間限定で販売中です。店主の円福寺都さんのお手製です。
手描きなのでそれぞれの亥の子が微妙に違う表情をしています。

▼店主は絵手紙界のレジェンド
気持ちを絵に込めて描き伝えたい相手に送る「絵手紙」。この絵手紙の魅力に取り憑かれ、絵手紙を書き続けること20年のレジェンドがこの店の店主。
「円福寺都」と書いて「えんぷくじ・みやこ」さんと呼よびます。お寺のようなお名前なんですが本名だそうです。

▼だじゃれと思いやりが絵手紙?
写真左端の絵手紙を紹介しましょう。
「干されて枯れて、味が出てくる中高年。お口のトゲには、気を付けて!」
的を射たありがたいお言葉が書かれた絵手紙。笑わずにいられないのも中高年?

▼まい日、こころ晴ればれ!
場所は、尾道の本通り商店街にあるギャラリー都で開催されています。JR尾道駅から線路沿いに東に向かい林芙美子さんの銅像あたりから本通り商店街(アーケード)を歩いて約7~8分程度です。
店主、円福寺都さんが書きためた絵手紙の作品集「まい日、こころ晴ればれ」も販売されています。