▼耕三寺(こうさんじ)の概要
日本各地の著名な神社を模して1936年に創建された施設。地元では「西日光の耕三寺」と呼ばれています。お寺(仏教寺院)のイメージが強い耕三寺ですが、無檀家寺院のため寺域全体を、博物館施設として公開し維持管理をしている施設なのです。
▼耕三寺の由来
大阪で大口径特殊鋼管の製造会社を営んでいた技術者で実業家の、耕三寺耕三が母親の死後、母への報恩感謝の意を込めて、自ら僧籍に入り菩提寺として昭和10年より生涯を掛けて建立したお寺です。
ともに世の中のすべてのお母様にありがとうと心から手を合わせる「母の寺」として親しまれています。(耕三寺公式サイトより転載)
▼高額な入場料を徴収する宗教テーマパーク
耕三寺は、入場料が無料で拝観できる尾道にある仏教寺院ではありません。耕三寺は「寺」と仏教寺院のような名前が付いていますが、宗教をテーマにした観光名所であり、アトラクションのひとつです。
大人ひとり1400円(2020年8月)という入場料金が徴収されます。年間パスという方式のリピーター向けの入場料金システムもあります。こちらは、年間で3000円というリーズナブルな価格設定で、ウェルカムドリンク無料の特典が付いています。
耕三寺の地図とデータ
名 称:耕三寺(こうさんじ)
住 所:〒722-2411 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553?2
w e b: http://www.kousanji.or.jp/
電 話:0845-27-0800
営業時間:9:00~17:00
定休日:年中無休
*表記データは取材当時の内容となっていますのであらかじめご了承ください。最新情報は、web検索や電話などで確認してください。