▼旧明神港(みょうじんこう)の概要
ゆめしま海道が架橋される前に遡ると、弓削と対岸の因島を結ぶフェリー航路は3社が定期就航させていました。上弓削港と因島の家老渡港、弓削港と因島の土生港、そしてここ明神港と土生長崎桟橋を結ぶ青丸渡船の3社です。
しかし、弓削と佐島、佐島と生名島がゆめしま海道で繋がった今、現存するのは、上弓削港と因島の家老渡港を結ぶ家老渡フェリーのみとなってしまいました。弓削港には土生(因島)と今治(四国本土)を結ぶ芸予汽船の高速艇が寄港しますが自動車は積載できません。
明神港にあった看板や待合室も撤去されてしまい、かつてここが明神港と呼ばれ、因島造船、日立造船で働く人や学生さんたちが通勤通学で使っていた青丸渡船を知る人は年々減っていってるようです。