▼弓削神社(ゆげじんじゃ)の概要
燧灘に面した名勝法王ヶ浜の松林の中に鎮座する弓削神社には道鏡伝説など多くの伝説や言い伝えが残っています。法王ヶ原は、古くは海の玄関の一つとして重要な場所であったためか、弓削神社の鳥居は参道ではなく、海に向かって建っています。
▼由緒正しき古い神社です
神社創建の年代は定かではありませんが、応長元年(1311年)の記録にある濱戸宮の名が記されておりその前身であると考えられています。
▼龍の彫刻が施された本殿
法王ヶ浜にある弓削神社の本殿には立て爪の龍がの彫刻があります。いまにも動き出しそうな見事な龍です。一見の価値あり!。
▼道鏡伝説の残る弓削神社
平安時代の高僧、または怪僧として有名な道鏡(どうきょう)を祀ったという伝説のある神社です。道鏡は弓削氏出身で、弓削島の地名の由来としても関連づけられています。
▼陰陽の石に隠された謎
弓削神社の見どころは、陰陽の石。社に向かって左にある大きな丸岩が男性のシンボル、社の向かいにある手水鉢が女性のシンボルと言われています。
▼サイクリストへの警告!
弓削神社は、法王ヶ原の松原に位置するため、海岸の砂浜に見えてしまう境内。サイクリストたちがそれに気がつかず、自転車に乗ったまま境内を横切るケースも見かけます。
ちょっと待った!。
ここはサイクリングコースではなく、神聖な神を祀る神社の境内です。海側にある砂浜に避けて通行するか、その回避路がわからない方は、フェスタの建っている崖の下にあるアスファルトの道路に出て、サイクリングをするとよいでしょう。
自転車で、参拝に来た方は手水鉢の外側に駐輪スペースがあるのでそこに自転車を停めて、脱帽(ヘルメットを脱いで)して、手水鉢で清めてからお詣りして下さい。