▼岩城島と生名島に架かる「岩城橋」の概要
岩城島(いわぎじま)と生名島(いきなしま)を結ぶ岩城橋(いわぎはし)は2022年3月20日に完成しました。2017年に着工した岩城橋は長さ916メートル、幅7.5メートルで総事業費およそ183億円をかけ建設が進められてきました。
▼2022年3月20日 祝開通
筆者は2017年に起工式を終えた岩城橋の建設現場に何度も足を運び、工事の進捗状況をカメラに収めてきました。できあがった岩城橋は想像以上に美しく質実剛健な橋梁、想像を遙かにこえる素晴らしい海道となりました。
▼2022年3月の進捗状況
筆者は、開通を5日後に控えた2022年3月15日に生名島にある岩城橋建築現場を再訪しました。橋脚は完成しており生名島から岩城橋へのアクセス道路もきれいに舗装されていました。 開通が待ち遠しい!
▼2021年9月の進捗状況
筆者は2021年9月に生名島にある岩城橋建築現場を再訪しました。橋脚は完成し、橋もつながっており、橋脚付近にあった建築現場事務所も片付けられていました。 開通が待ち遠しい!
▼2021年7月橋が繋がっていました
筆者は2021年7月19日、梅雨明けの青空の下、岩城橋の橋脚が繋がっているのを確認しました。
因島と生口島を結ぶ金山フェリーの船上から撮影しました。
▼生名島から見た架橋現場
筆者は2021年2月に、完成予定まであと1年の岩城橋架橋現場を視察してきました。巨大な橋脚は完成しており、斜張橋の橋も、延びてきておりもうすぐ繋がるような感じでした。相変わらず、海水の透明度が高いビーチです。
▼生名島の架橋工事現場
筆者は2018年の9月にも岩城橋の橋脚工事が行われてた現場を視察しています。橋梁部の建築中でしたが橋というより、コンクリートで出来た巨大なビルのような様相でした。
交通量は少ないですが、常駐している警備員さんが周辺道路の交通整理も行っており岩城橋の工事現場は整理整頓され、安全対策が行き届いているように見受けられました。
▼岩城橋架橋構想の紆余曲折
当初、愛媛県では岩城橋を生名橋の建設中に着工する計画でしたが、財政構造改革に伴い大規模が事業見直しされ、着工を生名橋完成後に延期する方針に転換されてしまいました。
紆余曲折を乗り越え2013年度に国の予算が採択され、2015年度から用地買収を始め、2017年7月19日にようやく起工式がおこなわれまいした。完成は2021年度(2022年2月28日)を予定しています。
▼ゆめしま海道で繋がる上島四兄弟
弓削大橋(1996年:平成8年完成)、生名橋(2011年:平成23年完成)に続き、岩城橋の完成により、上島町架橋構想「ゆめしま海道」が2022年3月に全線開通します。
上島四兄弟がゆめしま海道(上島架橋)で繋がります。ゆめしま海道とは愛媛県越智郡上島町の岩城島を起点とし生名島、佐島を経て弓削島へと至る、愛媛県道338号岩城弓削線(延長約6.1km)の愛称です。