伯方・大島大橋(はかた・おおしまおおはし)

伯方・大島大橋Hakata-Oshima Bridge

伯方・大島大橋(はかた・おおしまおおはし)は愛媛県今治市大島と伯方島を結ぶ全長1165mの道路橋で西瀬戸自動車道「しまなみ海道」を構成する橋梁です。

伯方・大島大橋(はかた・おおしまおおはし)は一体構造になっている伯方島と見近島(みちかじま)の間に架かる325mの伯方橋と、見近島と大島との間に架かる840mの総称です。桁橋である伯方橋と吊橋の大島大橋という異なる形状の橋が一本につながっています。

途中にある見近島(みちかじま)は無人島ですが、歩行者・自転車・原付バイクは橋上から島に降りることが可能です。地元の大島や伯方島に住んでる人でも知らない超マイナーなキャンプ場もあります。徒歩や原付でしか来ることができないという特異な立地条件からマニアックな旅人の間で話題になり、クチコミで人気が広がっているようです。

伯方・大島大橋の歩き方(原付・自転車道および歩道の解説)

形状の違う2本の橋が見えます

▼形状の違う2本の橋が見えます

伯方ビーチには、道の駅「伯方S・Cパーク」が併設されています。この砂浜ビーチの左手にしまなみ海道の橋が見えます。

左側の桁橋が伯方橋、右手の吊り橋が大島大橋です。実際に走ってみると1本の橋なんですが離れた場所から見学すると、2本の橋の形状があきらかに違うことが目視できます。


わかりやすい進入交差点です

▼わかりやすい進入交差点です

伯方ビーチから橋を見ながら450m進むと、橋の手前に原付道、自転車道、歩道の入り口が見えてきます。このT字路交差点を左折しましょう。ブルーラインはここで左折を指示しているし、緑の道路塗装も派手なので迷うことなく進入できると思います。


入り口で自転車とバイクの分岐

▼入り口で自転車とバイクの分岐

進入分岐の入り口で、左は自転車と歩行者、右が原付バイクに別れて進むことになります。これは安心、安全な設計ですね。


橋梁ではバイクと自転車の並走

▼橋梁ではバイクと自転車の並走

伯方・大島大橋の本線では自動車専用道路の西側に原付道、自転車道、そして白線を右にまたぎ歩道が配置されています。

一方通行ではなく対面通行なのでバイクと自転車は左側をキープして走行して下さい。


徒歩か自転車、原付でしか行けない島

▼徒歩か自転車、原付でしか行けない島

伯方島と大島との間に見近島(みちかじま)という無人島があります。歩行者・自転車、原付バイクは橋上から島に降りることができます。島内にはキャンプ場(無料)もあります。自動車は立ち入ることができないため秘境っぽい穴場的な人気があります。


大島大橋から来島海峡への分岐点

▼大島大橋から来島海峡への分岐点

大島大橋を渡り道なりに坂を下ると県道49号線のT字路交差点に突きあたります。ここは右折して来島海峡を目指して下さい。

大島大橋からブルーラインの自転車推奨ルートを走れば来島海峡まで11km。しまなみ海道に浮かぶ島の走破最長距離だと思っていましたが念のため再チェックしてみたら、生口島の生口橋と多々羅大橋を結ぶ瀬戸田経由の推奨ルートの走行距離が、約12kmありました。大島では亀老山展望台へ往復してきたので、最長距離では?と勘違いしていたようです。


伯方・大島大橋の地図とデータ

名 称:伯方・大島大橋(はかた・おおしまおおはし)

所在地:愛媛県今治市(起点側:大島宮窪町 - 終点側:伯方島伯方町)


伯方・大島大橋(はかた・おおしまおおはし)の空中写真

出典:国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省