来島海峡大橋は愛媛県今治市四国本土側と大島を結ぶ全長4105mの道路橋で西瀬戸自動車道「しまなみ海道」を構成する橋梁です。
来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)は、海の難所といわれる来島海峡に架かる3つの吊橋(来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋)の総称です。中央が自動車専用の「しまなみ海道」で北側に自転車道および歩道、南側に原付バイク道を配置しています。
来島海峡大橋の歩き方(原付・自転車道および歩道の解説)
▼立ち寄りたい亀老山展望公園
大島で来島海峡大橋に向かうその前に、亀老山展望台にぜひ立ち寄ってください。標高307メートルの亀老山に来島海峡が見渡せる展望公園があります。高低差がありますから、自転車での登坂は大変だと思いますがその苦労に見合う以上の絶景がご覧いただけます。
▼来島海峡が見えた緩やかな下り坂
亀老山から国道317号線にもどり緩やかな下りが始まると来島海峡大橋が見えてきます。突き当たりを右折するとしまなみ海道最後の休憩所、道の駅「よしうみいきいき館」です。
激流となる海の難所、来島海峡の急流体験のできる船着き場も併設されています。
▼原付道と自転車道の分岐路
来島海峡大橋では自転車道、歩道は橋の西側、原付道は東側に配置されています。それぞれ上り下りの1車線しかない対面通行となります。自転車道、歩道では歩行者優先ですのでルールを守って走行して下さい。
▼来島海峡大橋の料金所
来島海峡は3本の橋で結ばれています。第3大橋と第2大橋の接続点、馬島に「しまなみ海道」唯一の有人料金所があります。地元の人が馬島に下りるための専用道路もあります。
▼天気が良ければ四国山脈
来島海峡を越えれば四国本土です。天気が良ければ石鎚山をはじめとする四国山脈が展望できます。
眼下には激流の来島海峡と行き交う船、瀬戸内に浮かぶ島と四国山脈まで一度に見渡せる素晴らしい景色です。
▼糸山展望台から見る来島海峡大橋
来島海峡大橋を渡ってすぐ県道161号線を北上しトンネルを抜けると糸山展望台にたどり着きます。
ここからしまなみ海道、来島海峡大橋を振り返ると尾道から約70km走破してきた疲れもふっとぶ素晴らしい景色を堪能できます。
来島海峡大橋の地図とデータ
名 称:来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)
所在地:愛媛県今治市(起点側:四国本土側今治市小浦町 - 終点側:大島吉海町)
出典:国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省