大三島橋は愛媛県今治市の大三島と伯方島を結ぶ全長328mの道路橋で西瀬戸自動車道「しまなみ海道」を構成する橋梁です。
大三島橋(おおみしまばし)本州四国連絡橋の海峡部に架けられた橋としては唯一のアーチ橋です。1975年に本州四国連絡橋の中で最初の長大橋として着工し、1979年に開通しました。アーチ支間297mは完成当時日本最長でした。
大三島橋(おおみしまばし)の歩き方(原付・自転車道および歩道の解説)

多々羅大橋からの推奨ルート
多々羅大橋から大三島橋への推奨ルートは、起点になる道の駅「多々羅」から国道317号線を約5km南下してサイクリングロード入り口分岐へのルートが最短となります。
せっかく大三島に来たんだから大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)に参拝したいという方には大三島を縦断して大山祇神社参拝。宮浦町を海岸沿いの県道51号線を南下して野々江という町を経由して上浦町へ戻って大三島橋へ向かう大三島半周ルートがあります。野々江の峠を越えるショートカットすれば17km、宗方まで外周を廻れば25kmの距離となります。

▼自転車道入り口の看板を目印に右折
地元の自動車の通行が少ない大三島の田舎道ですが青いラインのサイクリングロード沿線に掲示されている看板は正確でわかりやすく表示されています。

▼花栗瀬戸
大三島と伯方島の間にある海峡は鼻栗瀬戸(はなぐりせと)と呼ばれ、海流が時速7ノット(約12.9km)以上の速さで流れる海の難所の一つです。
橋の上から干満の時間帯によって白浪の立つ花栗瀬戸の豪快な光景がご覧いただけます。

▼見事な曲線を描くアーチ橋
自動車専用道の南側には自転車道、原付バイクがゆったりと配置されています。そして歩行者ガードの鉄柵に守られた歩道が海峡側にあります。筆者の個人的な感想ですが、通行量も少なくしまなみ海道でいちばん歩行者が安全に歩ける橋だと思います。

▼青い自転車道のラインで大島へ
大三島橋を渡って伯方島側に到着したら、国道317号線の青いラインをなぞって自転車道を走行すべし。途中にある伯方ビーチには特産品を販売している「伯方S・Cパーク」道の駅などがあります。
大三島橋(おおみしまばし)の地図とデータ
名 称:大三島橋(おおみしまばし)
所在地:愛媛県今治市(起点側:伯方島伯方町 - 終点側:大三島上浦町)

出典:国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省