▼向島大橋は広島県尾道市向島と岩子島を結ぶ全長140mの道路橋です。
向島大橋は、広島県の「岩子地区農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業」により、広島県尾道市向島(むかいしま)と岩子島との間に架けられた橋です。
1968年(昭和43年)7月13日に供用開始されました。当時の農林省が所管する事業としては始めての経験だったため、我が国で初めての渡海農道橋とされています。

▼向島の赤い橋
本州から向島に渡り、しまなみ海道を四国側に向けて走行していると、最初に目にするのが赤い向島橋なのです。
土地勘のないサイクリストや旅行者は、これが因島に向かう「因島大橋?」と間違うケースが多いので注意しましょう。
赤いアーチ型の鉄橋は岩子島に渡る「向島大橋」で、因島に渡るための「因島大橋」は白い吊り橋です。赤は岩子島、白は因島と覚えておきましょう。

▼歩行者用の橋が併設
1990年(平成2年)には、輸送車両の大型化や増加する交通量に対応するため、流通の円滑化や交通安全の確保などを目的として、南側にトラス橋の歩道(写真右側)が併設されました。