▼ご利益は海の守護神、水難除け、交通安全、身体壮健、健康長寿
糸碕神社は尾道と三原を結ぶ国道2号線沿いにあります。瀬戸内海に面し、長井の浦と呼ばれる風待ちの浦として『万葉集』にも詠まれている歴史のある旧県社です。御祭神は帯中津日子命(仲哀天皇)、品陀和気命(応神天皇)、息長帯日売命(神功皇后)で旧称は糸崎八幡宮。
境内にそびえる御神木の大楠(クスノキ)は、樹高30メートル、胸高幹囲13メートル、樹齢推定500年で、三原市の天然記念物に指定されています。楠としては広島県で一番、中国・四国地方でも3番目の大きさを誇っています。
▼神功皇后ゆかりの井戸水
境内には貢井(みつぎい)、または御調井と呼ばれる井戸があるります。社伝によれば神功皇后が長井の浦に船を繋ぎ、この井戸の水を求めたことにちなみ、神功皇后が軍船をつないだという「船つぎの松」の記念碑が残っています。
また、境内には江戸時代の囲碁棋士で、棋聖に数えられる本因坊秀策(広島県尾道市因島外浦生まれ)の業績を讃えた江戸時代の石碑がある。
▼糸崎の地名の由来とは・・・
長井の浦は井戸崎(いどさき)ともいい、現地名の糸崎(いとさき)の由来とされています。また、かつて広島県に存在した「御調郡」という地名も糸碕神社にある御調井が発祥であるといわれています。
糸碕神社の地図とデータ
名 称:糸碕神社(いとさきじんじゃ)
住 所:〒729-0324 広島県三原市糸崎8-10-1
w e b:http://www.mihara-kankou.com/sightseeing/3163
電 話: 0848-68-0102