▼大山寺〔真言宗〕
米瑠山天神坊大山寺と称し、平安時代前期創建、延久年間(1069~1074年)に中興され、1175年(承安5年)に再建したと伝えられています。
境内東側には霊験あらたかな「日限地蔵尊」をお祀りしています。前面の6体のお地蔵様は、心願成就の「重軽地蔵」とも呼ばれます。隣接の庚申堂には珍しい青色金剛神をお祀りしています。
▼21世紀の新三猿像
「見ざる、言わざる、聞かざる」とは真逆の「見てご猿、言うてご猿、聞いてご猿」世の中の正しいことを「よく見よう」「よく言おう」「よく聞こう」という願いがこもっています。写メして待ち受けにすれば、すぐにお守りに!
▼御袖天満宮と天神坊の由縁
901年(延喜元年)菅原道真公が九州筑紫へ赴くとき、尾道に立ち寄った際、地元の皆さんから歓待を受けたお礼に、菅原公が袖に自筆で御影を描き残しました。その後境内に、社が建立され「御袖天満宮」と呼ばれることになりました。
このことから大山寺は別名「天神坊」と呼ばれています。受験生からの信仰が篤く、受験シーズンには隣の御袖天満宮と共に多くの受験生が参拝します。
大山寺(たいさんじ)の地図とデータ
名 称:大山寺(たいさんじ)
住 所:〒722-0046 広島県尾道市長江1丁目11-11
w e b:http://www.shichibutsu.com/taisanji/
電 話: 0848-37-2426