▼海龍寺〔真言宗〕
瑠璃山の麓に佇む海龍寺は、西国巡教をしていた定證上人が浄土寺再興の時に、浄土寺の曼荼羅堂と呼ばれていたこのお寺に安居していたと伝えられています。1245年(寛元3年)備後の大田庄の荘官、和泉法眼渕信が定證上人に寄進しました。
1307年(徳治2年)に大本山浄土寺の塔頭となりましたが1347年(正中2年)に炎上後直ちに再建されました。その後、江戸時代の1662年(寛文2年)には寺の名を海龍寺と改めました。
「尾道七佛めぐり」のお寺のうちのひとつにも数えられています。
▼文楽、竹本弥太夫の墓
山門を入った右側の奥には江戸時代の人形浄瑠璃家「文楽」「竹本弥太夫」の墓があります。
海龍寺では、とくに芸術や創作活動の上達祈願にご利益があるとされています。願いをこめて撫でるとご利益があるとされる「お経塚」は一番右端です。ところでお経塚のなで方ですが、両手で上部分を奥から手前に引き寄せるようにしてください。
海龍寺の地図とデータ
名 称:海龍寺(かいりゅうじ)
住 所:〒722-0043 広島県尾道市東久保町22-8
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電 話: 0848-37-6251