浄土寺(じょうどじ) Jodoji Buddhist Temple

浄土寺Jodoji Buddhist Temple

▼聖徳太子が築いた寺 浄土寺〔真言宗〕

推古天皇24年(616年)、聖徳太子が開いたと伝えられています。その後荒廃しましたが鎌倉時代後期に真言律宗系の僧で叡尊の弟子・定証によって中興されました。

正中2年(1325年)に焼失しましたが、尾道の有徳人道蓮・道性夫妻によって復興。現存する国宝の本堂・多宝塔、重要文化財の阿弥陀堂はこの時に再興された建築物です。


浄土寺(じょうどじ) Jodoji Buddhist Temple

▼秘密の通信で暗躍した江戸時代

尾道の旧市街、東の端に位置する浄土寺には、北前船が国内物流で活躍していた江戸期に伝書鳩による秘密の通信ルートが確立されてたそうです。

その名残か?定かではありませんが、境内には多くの鳩が、観光客を待ち受けています。鳩のエサは30円で境内で売ってます。エサ売り台に近づくと鳩がその気配を察知してどこからともなく集合します。手のひらにエサを置いてみると、手乗り鳩とか肩乗り鳩が戯れに飛んできます。


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▼夜間のライトアップは絶景

日没から夜間ライトアップがはじまります。日没後30分程度はマジックアワー効果により空が青く撮影できます。

平日夜なら観光客もほとんどいないため国宝の多宝塔や本堂の撮影も、ほぼ独り占めできてしまいます。


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▼正門には十一面観世音菩薩の提灯

国道2号線の浄土寺交差点から急な石段を登る途中にJR山陽本線の架橋があり、それをくぐって登ると、正面の山門があります。

提灯に書かれている秘仏の木造十一面観音菩薩立像 (国重要文化財・平安時代作)は足利尊氏も参拝したとされています。


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▼桜の名所で夜桜見物もおすすめ

浄土寺さんは桜の名所で、春には地元の見物客も多くいらっしゃいます。夜桜見物もおすすめします。ライトアップされてるので夜桜見物にオススメできます。


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▼尾道水道を見下ろす下町の風景

尾道は坂の町。浄土寺から見下ろす尾道の風景は飾りっ気のない普段の景色が拝見できます。眼下に港町尾道の下町が、そして尾道水道に架かる尾道大橋としまなみ海道の起点となる新尾道大橋の並行する2本の橋を眺めることができます。


浄土寺の地図とデータ

名 称:真言宗泉涌寺派 大本山 浄土寺

住 所:〒722-0043 広島県尾道市東久保町20-28

w e b:http://www.ermjp.com/j/temple/

電 話: 0848-37-2361


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