▼五柱神社の概要
五柱神社(いつはしらじんじゃ)は、折古ノ浜(おりこのはま)に近い天照大神さまの5人の皇子を祀る社で因島三庄(みつのしょう)の氏神さまとしてひろく崇拝されています。
▼明治四年に五柱神社と改称
五柱神社は境内に古墳時代の積石塚があり、古くは吉備海部直(きびのあまべつのあたい)が祀られていました。1448年(室町時代:文安5年)、時の領主村上備中守源吉資の旨を受け、宮地大炊介大江資弘により「五座王子宮」として創建されました。
御祭神は、備中守が筑紫探題と深交ありし縁により、薩摩国枚聞神社より皇祖天照大御神の御子天忍穂耳尊、天穂日尊、天津彦根尊、活津彦根尊、熊野樟日尊の五神を勧請し奉斎されました。
神社名は後に「皇子宮」と称されていましたが、1871年(明治4年)に五柱神社と改称され現在に至ります。